足袋スニーカーって何?

足袋スニーカーとは...

1000年以上前の貴族の履物が起源と云われている「足袋」。現代の靴下のようなものだったと思われます。足指の分かれた理由は定かではないですが、草履などの履物と合わせるためだったとも。

19世紀後半、足袋にゴム底を縫い付けることで生まれたのが「地下足袋」です。それ以降、日本では外履きとして一般に広く流通しました。後に洋靴が入ってきたことで普段履きとしては衰退していったものの、現在は祭り人や人力車引き(俥夫)、庭師の足もとを支えています。

そして、地下足袋本来の特性を生かしつつ、現代の生活スタイルに合わせたデザインや形状に変化して生まれたのが「足袋スニーカー」です。

地下足袋(足袋スニーカー)の特徴

地下足袋の最たる特徴は、足の親指とその他の4本指が分かれている点、こはぜと呼ばれる留め具と掛け糸によって足首部分でフィット感を調整できる点です。その他にも、綿布を表地裏地で重ねたアッパー部分や、地面を感じやすい柔らかなソールなどがあります。

そして、Shop TABI-JIの足袋スニーカーは、地下足袋を現代生活に合わせる中で、綿布以外の素材や厚みのあるソールなど、さまざまな種類が生まれました。

足袋スニーカーの種類(Shop TABI-JIの場合)

地下足袋タイプ

足袋スニーカーも地下足袋の一種であることに変わりありませんが、祭りや人力車を引く際の動きやすさを追求した、元祖「地下足袋」です。こはぜ(留め具)が使われており、6枚や7枚のものがあります。
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細身タイプ

スポーツシューズの型に地下足袋の要素を融合させたタイプ。靴底に厚みがありますが、ゴムとEVAを組み合わせることで軽量化を実現しました。Shop TABI-JIの他モデルと比べると幅が細く、こはぜ(留め具)を7枚使用したハイカットモデルとなっています。
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幅広タイプ

フラットソールでデッキシューズのようなグリップ力があります。Shop TABI-JIの他モデルと比べると幅広で、こはぜ(留め具)は3枚。ゆったりした履き心地を楽しんだり、別売のインソールと併せてフィット感を持たせたりと汎用性が魅力です。
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防水タイプ

防水性・透湿性を併せ持ち、雨の日やアウトドア等あらゆるシーンでも快適に履いていただける全天候型モデルとなっています。
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マジックテープ着脱タイプ

こはぜ(留め具)の代わりにマジックテープが用いられている、子ども用地下足袋です。お子様自身で履きやすいモデルとなっています。
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シームレスチューブタイプ

一般的な足袋スニーカーのような布地が使われておらず、伸縮性のある素材が無縫製で袋状に編まれていて、他にはないフィット感があります。靴底は薄く、地下足袋同様地面を踏みしめる感覚が得られます。
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その他(シューレースタイプ、スリッポンタイプ、パンプスタイプ)

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